「出来ることをサボるな」
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豊田市初出店!
2017年4月21日OPEN!
矢場とんカンボジア支援活動
【梅田智也の編集後記】
学生に、最近いつ失敗しましたか?と言われた時に、
「やべーじゃん俺、最近失敗してない、挑戦してないじゃん」と思った鈴木さんが印象的だった。
どれだけ成功しても小さなきっかけで自らを省みることができるその姿勢が、鈴木さんの懐の大きさなのだろう!
このインタビューは、
就職活動を控える学生さんや、社会人をなっていく学生さん、チャレンジするための後押しが欲しい方に是非聞いて欲しい。
僕自身も、「またやらかしたなぁ~」と失敗を笑って乗り越えられる、そんな大人であり父親になっていこうと思えたインタビューである。
フルバージョン
インタビュー概要
会社説明会で「矢場とん」の話を一切しない
学生向け会社説明会で、社長の口から会社説明は一切しない。
鈴木社長にとっては、そんなことより「これからの会社の選び方」を話した方がよっぽど学生のためになる、と考えているからだ。
「学生と社会人の違いは何か?」という話から、
「自分にあった会社なんてない。」
「自分をしっかり導いてくれる会社を選ぶ。」
「その会社の中で、たくさん失敗して、悔しい思いもして、うまくなっていけばいい」
という社会人として大切な考え方をいつも話している。
「目指すは一流の大衆食堂!」
終戦して間もない頃、
当時の幸せは、ブランド物を持つことでも
大きな家に住むことでもなく「腹一杯飯を食うこと」だった。
そんな中「子ども達が腹一杯飯を食える世の中にしたい」と思って昭和22年に矢場とんが創業。
今日、「腹一杯飯が食えるのが当たり前」の日本になるまで、
この日本の発展を支えた側には、日本の大衆食堂の存在はあった。
日本の文化である大衆食堂が減っている今、その文化を残し継承していけるのが矢場とんである。
一流のレストランではなく、一流の大衆食堂であり、
「お店とお客さんがフラットな関係で食を楽しむ事ができる」その大衆食堂文化を継承していく事が矢場とんの役目であり、これからも一流の大衆食堂になっていく事にチャレンジしていく。
「できることをサボるな!!」
このインタビューで鈴木社長が一番伝えたい事は、
「できる事をサボるな」という言葉であろう。
自分ができない事をやってのける人に対して、
「すごい!」と思ったり、憧れたりするが、
そこばかりを見すぎていると地に足が付いていない人になってしまう。
そうではなく、
「できる事をちゃんと続ける事」
「できる事をサボらずやる事」も実は十分すごい事である。
「イチロー選手は、毎日同じルーティンを一日も欠かさずやって来た事にその凄さがある」という表現を使いながら、「できることをサボるな」という言葉を送っている。
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